ブルゾンちえみさんと言えば、イタリア留学をするために、所属事務所・ワタナベエンターテインメントを退所するとともに2020年3月いっぱいでレギュラー番組を降板し、4月からは芸名をブルゾンちえみから本名の「藤原史織(ふじわら しおり)」に改めて活動していますね。将来、イタリアに住むことも視野に、イタリアへの留学を計画していたものの、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴ってやむなく延期となり、環境問題や動物保護などについて、国内でしばらくの間、情報発信を続ける予定だということです。
ブルゾンちえみプロフィール
本名 藤原 史織(ふじわら しおり)
別名 藤原 史織(ふじわら しおり) 4月以来活動中
生年月日 1990年8月3日(29歳)
出身地 岡山県岡山市
身長 155 cm
出身 ワタナベエンターテイメントカレッジ(2015年9月卒業)
トリオ名 ブルゾンちえみ with B(2016年 – 2020年)
事務所 ワタナベエンターテインメント(2015年 – 2020年)
受賞歴
2017年 ユーキャン新語・流行語大賞トップテン
2017年 VOGUE JAPAN Women of the Year
来歴
岡山市立平島小学校、岡山市立上道中学校、 岡山県立岡山大安寺高等学校(現岡山県立岡山大安寺中等教育学校)を卒業後、教員を目指し、島根大学教育学部に入学するも、大学は3年で中退したのだとか。帰郷後は、地元・岡山の劇団で活動したあと、大阪の音楽専門学校に進み、その後、上京してワタナベエンターテインメントカレッジのバラエティタレントコースに進まれています。
2015年9月に卒業し、同年中にデビュー。2016年10月に「複数の男をはべらせたネタがやりたい」として事務所の1年後輩で養成所卒業目前のコージ・トクダ(コージ)と杉浦大毅(ダイキ)による2人組お笑いコンビ「ブリリアン」に声をかけ、ユニット「ブルゾンちえみ with B」を結成されました。
2017年1月1日に『ぐるナイ!おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴今年も誰か売れてSP』(日本テレビ)で優勝したことがきっかけにブレーク。2017年の『R-1ぐらんぷり』(関西テレビ・フジテレビ)で初の決勝進出し、キャリアウーマンネタを披露したところ、ネタを途中で飛ばしてしまったそうでファストステージ敗退しています。
女優デビューもされていて、2017年4月『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ 連続ドラマ)において主要キャストの一人として出演しています。
「第24回 TOKYO GIRLS COLLECTION by girlswalker.com 2017 SPRING/SUMMER」で、『人は見た目が100パーセント』の共演者である桐谷美玲、水川あさみ、成田凌、町田啓太とともにランウェイを歩いています。その時、ブルゾンはその後、成田と町田を従えてキャリアウーマンネタも披露して大好評だったようです。
2017年8月26 – 27日に放送された『24時間テレビ』(日本テレビ)では、当日に指名される24時間マラソンのランナーとして完走した姿がお茶の間に感動を与えました。実は、学生時代、陸上部の長距離選手だったんですね。
芸風
メイクはコシノジュンコ風を意識し、前髪はパッツンと切りそろえ、タイトスカートを舞台衣装にしています。
キャリアウーマン、外科医、デザイナーなどの社会人女性キャラになりきり、ダンスやパフォーマンスを入れながら恋愛が苦手な女性たちに向けて上から目線でアドバイスをするというコントのレパートリーが有名ですね。外国のアーティストが複数の男性をはべらせて踊っているのを一度はやってみたいということから、”with B”を従えて披露するネタで大ブレイク。ネタの中で使用している曲は、オースティン・マホーン「ダーティ・ワーク」。芸風からも海外への憧れが感じられますね。
ちなみに、彼氏については、2017年頃に束縛するネパール人の彼氏がいたようですが、今現在は、特にいらっしゃる様子はないようですね。
イタリア留学への決意
海外留学を決めたきっかけは、18年の西日本豪雨で岡山県にある実家が被災したことだそうです。ボランティアに参加したブルゾンさんはもっと本当の意味で人の力になるために、また、グローバルな視野を広げるために留学を決意したそうです。知識欲や向上心も旺盛で、いつも本やノートを持ち歩いて自分の考えを整理しているようなブルゾンさん。芸人として大成することが最終目標ではなく、興味あることはできるうちに『全力で取り組みたい』という考えをお持ちのようです。
4月12日放送の「行列のできる法律相談所」では、最後の35億コントwithBと披露してくださいました。
番組の中では、デビュー以来、テレビ収録時に、いつも大きなプレッシャーを抱えていたことを吐露していました。その雰囲気には周囲も気づいていたようですね。
売れっ子になりながらも、現実的に自分の引き際を分かってて海外に行く決断したの本当にカッコ良いよなぁ(*´ω`*)#ブルゾンちえみ#行列のできる法律相談所 pic.twitter.com/Hmjx1Nzdcq
— meloD(メロさん) (@meloD2018) April 12, 2020
デビューから超速スピードで売れっ子になってしまったせいで、逆に5年後、10年後の自分に不安を感じたり、新しい“武器”を身につけたいと考えたとしても不思議はないですよね。誰も自分のことを知られていない海外で、一度これまでの名声をリセットして、新天地で、ゼロから自分を試してみたいと思う気持ちは分る気がしますね。
https://twitter.com/2019_1989/status/1249320267014230017
まとめ
ブルゾンさん自身、ブルゾンちえみの名前とお別れすることには、相当な覚悟があったはず。新型コロナウイルスの蔓延で、新たな出発の出鼻をくじかれたところかもしれません。でも、ツイッターではフォロワー数が220万人超という人気を誇るブルゾンさん。プレッシャーなどに負けずに数年後は一回りも二回りも成長して、元気な姿をテレビで見せてくださることをお祈りしています。