埼玉県にも紫陽花(あじさい)が楽しめる近場のスポットはいくつかあります。マイナスイオンたっぷりの紫陽花の咲く小道を歩き、心身ともに癒やされませんか?
2020年は埼玉県は新型コロナウイルスの影響で、例年行われるお祭りが中止になったり、閉園しているところもありそうなので、調べてから行ってくださいね。
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幸手権現堂堤の紫陽花(幸手市)
100種16,000株の紫陽花が見られるのは関東でもここだけです。毎年6月~7月にかけて、権現堂公園を会場に「幸手あじさいまつり」が開催され、ていますが、今年はどうでしょうか?でも「お祭り」がなくても紫陽花の花を純粋に楽しむのもよいですよね。
住所:埼玉県幸手市内国府間887-3
電話番号:0480-44-0873(権現堂公園管理事務所)
料金:入場料無料
最寄り駅:幸手
例年の見頃:6月上旬~6月下旬
種類:西洋アジサイ、ガクアジサイ、アナベルなど約100種、16,000株
美の山公園の紫陽花(秩父市)
見られたらラッキー!雲海とアジサイのコラボレーションはここだけ♡
秩父市と皆野町にまたがる標高581.5mの「蓑山(みのやま)」の山頂 にある、広さ41haの県立自然公園。秩父市街地や奥秩父の山々など、360℃のパノラマが楽しめます。そして、 界下に広がる雲海が見られることでも有名ですよね。紫陽花は東斜面を埋め尽くすように広がっています。良ければ、雲海と紫陽花のコラボレーションが見られるかもしれません。近隣の紫陽花スポットでは、「秩父ミューズパーク」「常泉寺」「野坂寺」「法雲寺」などもあるので、一緒に立ち寄ってみるのもよいですね。
住所:埼玉県秩父郡皆野町皆野・秩父市黒谷
電話番号:0494-23-1511(埼玉県秩父環境管理事務)
最寄り駅:親鼻/皆野/和銅黒谷
例年の見頃:6月下旬~7月上旬
種類:「セイヨウアジサイ」「ガクアジサイ」「ベニガクアジサイ」など約4,500株
あじさい街道(入間郡越生町)
麦原にある約3kmの「あじさい街道」は道路。ピンク、青、白と色とりどりの2,000株の紫陽花が咲き乱れます。6月末の土日には、住吉神社付近で地元住民による「あじさい街道まつり」が開催されます。他にさくらの山公園でも紫陽花が楽しめます。かつてはあじさい山公園で紫陽花が楽しめましたが、数年前に病気で枯れてしまい、今は公開していないようです。残念。オススメの観光スポットには、黒山三滝があります。少ないですが、この辺の広めのゆったりとした沢には天然の蛍がいるんですよ。
あじさい街道
住所:埼玉県 入間郡 越生町麦原
電話番号:049-292-6783(越生町観光案内所オーティック)
最寄り駅:越生
例年の見頃:6月中旬~7月中旬
種類:「セイヨウアジサイ」「ガクアジサイ」など2,000株
玉敷公園(加須市)
玉敷神社に隣接する公園です。樹齢450年以上の大藤(見頃は4月下旬~5月上旬)が有名ですが、6月になると10,000株の色とりどりの紫陽花が楽しめます。「ガクアジサイ」や「二ホンアジサイ」など形もさまざま。玉敷神社で参拝すれば清々しい1日になりそう。6月にはあじさい祭りが開かれますが今年は難しいかも。
玉敷公園
住所:埼玉県加須市騎西535-1
電話番号:0480-73-1111
最寄り駅:加須
例年の見頃:6月上旬~6月下旬
種類:「ガクアジサイ」「アナベル」「ラジアータ」「アバンダンス」など約10,000株
ふじとあじさいの道(加須市)
敷公園、騎西総合公園、騎西文化・生涯学習センター(キャッスルきさい)を、藤とアジサイで結ぶ約1,500mの遊歩道。約1万株のアジサイが植えられ、6月上旬~7月上旬にはカラフルな紫陽花が遊歩道を彩ります。アジサイの種類や特徴などが書かれた看板が立っていて、アジサイの豆知識を学びながら鑑賞できるのですって。
ふじとあじさいの道
住所:埼玉県加須市騎西36番地1
電話番号:0480-73-1111(加須市騎西総合支所 地域振興課)
最寄り駅:加須
例年の見頃:6月
種類:アナベル、ラジアータ、アバンダンスなど約10,000株
染谷花しょうぶ園(さいたま市見沼区)
実は紫陽花も美しい花菖蒲の名所なんです。昭和58年から続く「染谷花しょうぶ園」は、毎年6月のみ開園。約8,000²の園内に、約200種類20,000株の花菖蒲が咲き誇ると同時に、6月上旬頃には、紫陽花も楽しめます。園内には池や八つ橋、茶室など、和を感じる木材と竹材のみでできている建物と甘味処もあります。今年の開催情報は未定。
染谷花しょうぶ園
住所:埼玉県さいたま市見沼区染谷2-248
電話番号:048-683-8787
営業時間:9:00~17:00
定休日:無休
料金:入園料500円
最寄り駅:大宮
例年の見頃:6月上旬~6月中旬
種類:「ヤマアジサイ」「ガクアジサイ」「西洋アジサイ」など約200株
能護寺(熊谷市妻沼)
妻沼の「あじさい寺」と呼ばれる能護寺。6月中旬~7月中旬には50種類・800株ものあじさいが咲き誇ります。シンボルとなっている鐘楼と紫陽花のコラボレーションがとってもフォトジェニック。園内の至る所に紫陽花が!本堂を囲むように鉢植えの紫陽花も咲き乱れます。本堂には入れませんが、内陣に大日如来、外陣に阿弥陀如来を安置した堂内の格天井(16羅漢図)には、金井烏洲・岩崎榮益・樋口春翠などの花鳥獣が色鮮やかに描かれています。また、虚空蔵堂には、丑・寅生まれの守り本尊で智恵と福徳を授ける虚空蔵菩薩が祀られてますので、お参りしてみてくださいね。
能護寺
住所:熊谷市永井太田1141番地
営業時間:紫陽花の時期だけ8時から17時
電話:熊谷市スポーツ観光課048-524-1111(代表)内線312
拝観料金:無料 ※あじさい開花時期のみ、拝観料300円
見頃:6月中旬~7月中旬
種類:50種類・800株
※ 2020年は、令和2年5月30日(土曜)から7月5日(日曜)まで境内開放は行われませんのでご注意ください。
雀川砂防ダム公園(ときがわ町)
雀川砂防ダムの建設にあわせてつくられた公園で、園内には透明度の高い川が流れていて、川遊びもできます。6月下旬には、「ガクアジサイ」や「西洋アジサイ」など約1,500本のアジサイが見頃。
雀川砂防ダム公園
住所:埼玉県比企郡ときがわ町大字日影636-1
電話番号:0493-65-1539(建設環境課)
最寄り駅:小川町
例年の見頃:6月上旬~7月中旬
種類:ガクアジサイ、西洋アジサイなど1,500株
あじさいの小路(本庄市)
埼玉県本庄市・児玉町の榎峠に登る林道にある「あじさいの小路」。本庄市と長瀞町を結ぶ林道小平線約2kmくらいに30種類6,000本の紫陽花が見られます。が、狭いです。林道下の「ふるさとの森公園」に車を止めて歩いた方が良いかもしれません。あじさいの小路の途中には「ごっくん水」という名水もあるそうです。例年7月上旬が見頃。児玉カントリークラブ(ゴルフ場)近くにある「ふるさとの森公園」の少し先から林道が始まります。地味ですが、山の自然な紫陽花が乙な感じです。ふるさとの森公園に隣接して「百体観音堂」があり、観音堂でも数は少ないですが紫陽花が咲いています。3層、2階建ての百体観音堂(さざえ堂)は古寺。紫陽花とのコラボが素敵ですよ。お堂の中は一層目が「秩父三十四観音」、二層目が「坂東三十三観音」、三層目が「西国三十三観音」が並んでいます。普段は管理している人がいないので、中を見るには事前の予約が必要なんですって。
金泉寺(比企郡嵐山町)
三十年ほど前から御住職が裏山に紫陽花を植え続け、現在では5,000本以上の紫陽花になっています。裏山を埋め尽くす紫陽花は、高低差もあるためとても見事です。
住所:埼玉県嵐山町越畑1122
駐車場: 有 無料 20台程度
トイレ :有
例年の見頃:6月上旬~7月中旬
山崎公園(せせらぎ菖蒲園)(富士見市)
市制施行20周年を記念して整備された山崎公園は「せせらぎ菖蒲園」の愛称でも親しまれており、6月に見ごろを迎える花菖蒲と紫陽花が同時に楽しめます。他に、春から秋にかけて、桜、ポピー、彼岸花など、さまざまな花が咲き、滝から流れるせせらぎや徒渉池で水遊びもできます。
住所:埼玉県富士見市大字水子184番地
例年の見頃:6月上旬~7月上旬
川越東照宮~川越八幡(川越市)
川越に建つ仙波東照宮は、6月になると境内を見事なあじさいが彩ります。そこから歩ける距離にある丸広百貨店裏の川越八幡も裏参道の両脇に紫陽花が咲いています。どちらも地味ですが、厳かな雰囲気の境内に咲く紫陽花に癒やされます。
川越仙波東照宮
住所:川越市小仙波町1-21-1
川越八幡
住所:川越市南通町19-1